総務省が災害対策に向けドローンでの実証実験を採択!ローカル5Gも活用することで迅速な初動対応も可能に

こんにちは
当ブログをご覧いただき誠にありがとうございます。

前回は日本郵便がドローンでの配達方針に対するニュースをお伝えいたした。
今回はドローンを活用し災害対策に向けた実証実験のニュースをお伝えいたします。

今回行われた実証実験の内容は?

今回の実証実験が行われた愛媛県大洲市肱川河川敷では、過去に発生した豪雨災害の際に被害状況の情報収集に時間がかかった点や、ヘリコプターテレビ中継等の映像が大容量であり、既存のLTE回線では限界があった点などが課題としてありました。
そこで今回の実証実験の内容として、

  1. 可搬型のローカル5G環境を構築し、ドローンを活用した高精細映像のリアルタイム伝達による被害概況の迅速な確認
  2. 取得データを防災・減災ダッシュボードに集約し、3Dモデル解析・360度ビュー化による被害概況の高度な可視化

を目的とし、高速な情報収集と情報処理の実証実験を行いました。

1ではローカル5Gを活動できる環境構築を目的としており、災害が発生した場合を仮定し、災害発生を受けた第一報の後、災害発生地点の最寄拠点になる愛媛県南予地方局大洲庁舎に、ローカル5G臨時基地局を設置。同時に、災害発生地点を当該ローカル5Gのエリアとできるように、リレー伝送が可能となるローカル5G中継装置を展開・設置を目的とし、
2ではドローンによる情報収集能力を生かした、災害地点にローカル5G環境を構築した上で、映像伝送用ドローンや測量用ドローンを情報収集に活用。
ドローンにより取得された現場映像について、災害対策本部で3Dモデル解析を行い、高精度の測量情報等をタイムリーに確認することで、災害対策初動判断の材料に活用を目的としてます。

ざっくり言うと今回の実証実験内容とは、移動ができない大型の5G基地局と、移動ができる小型の中継用5G基地局を組み合わせて使うことで、ドローンの映像情報や測量情報がすぐに確認できるようになります。そしてそれらの情報を元に3Dモデル解析を行うことで、被災状況の現状や起こりうる未来の予測を行うことができます。
これらを使用することで、災害対策を既存の方法よりも素早く的確に練ることができるようになり、災害が起こった際の情報収集手段の一つとなるでしょう。

詳細な記事はこちらをご参照ください。

終わりに

今回の実験では5G基地局がすでにある地域のため、それに対応していない場所や、5G基地局そのものも被災に巻き込まれた場合などには使用できない点、取得した情報を扱いきれる技術者の人員確保等も今後の課題点としはあるものの、新しい解決策の一つとして全国で使用できるようになるといいですね。

ドローンや5G通信といった新しい技術が増えるとどんどん生活が便利になっていきます。新技術の話は正直難しくてよく分からないことばかりですが、未来が想像しやすくなる部分もあるので、今後も追っていきたい所です。

ちなみに筆者は5G通信のことは超高速で大容量の通信ができる位の認識です笑

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