DJI社が新型 Mavic 3 Proを発表!3眼カメラ搭載したハイスペック空撮ドローン

こんにちは
当ブログをご覧いただき誠にありがとうございます。

今回はDJI社がMavic3Proを発表したことについてお伝えいたします。

新型 Mavic 3 Proとは?


新型 Mavic 3 Proには、Hasselbladカメラと2種類の望遠カメラ、最大飛行時間43分、全方向障害物検知、最大15kmのHD映像伝送(日本国内は8km)といった高性能な機能を多数搭載し、2023年5月9日の発売を予定しております。
Mavic 3 Proは複数の異なる焦点距離(24mm/70mm/166mm)を持つ3眼カメラシステムによりイメージング性能がさらに進化しました。
広角カメラを使用しどのような撮影をしたいか構成を考え、中望遠カメラで特定のロケーションに絞った上で、その中の特定の景色や人物に焦点を当てて撮影するなど、それぞれのカメラを組み合わせて使用することで、さらにユニークで視覚に訴える映像が撮影出来るようになるでしょう。

最高性能を誇るHasselbladカメラ

他のMavic 3シリーズと同様、Mavic 3 Proは4/3型CMOS Hasselbladカメラを搭載し、撮影技法をさらに一段階上のレベルへ引き上げます。Hasselbladカメラは最大12.8ストップのネイティブ ダイナミックレンジに対応、12-bit RAW写真を撮影でき、驚くほど鮮明なディテールを再現します。
さらに、ハッセルブラッド ナチュラルカラー ソリューション(HNCS)により、人間の目で知覚した色合いを正確に再現できるため、手間のかかる編集や複雑なカラープリセットの必要がなく、魅力的な映像を作成でき、最大5.1K/50fps1やDCI 4K/120fpsといったプロ向けに用意された驚愕の動画スペックは、映像クリエイターや撮影スタジオのニーズに完璧にマッチするでしょう。

10-bit D-Log Mカラーモードに新たに対応し、最大10億色もの色を記録できる。夜明けや夕暮れ時などのハイコントラストな撮影シナリオでも、細部まで繊細に捉えた自然なカラーグラデーションを再現し、色彩豊かに表現する。また、D-Log Mモードによりカラーグレーディングがしやすくなり、画質や鮮明度を下げることなく、効率的なポストプロダクション工程が可能になります。
画質をさらに上のレベルまで極めたいというユーザーに向け、Mavic 3 Pro Cineでは更なるオプションに対応しており、搭載された3種類のカメラは全てApple ProRes 422 HQ/Apple ProRes 422/Apple ProRes 422 LTコーデックに対応。また、1TB SSD2が内蔵され、10Gbps 高速データ転送ケーブルを用い、プロ向けの映像撮影機材として使用可能です。

業界トップクラスの飛行時間とセンサ機能の搭載

Mavic 3 Proは最大43分の飛行時間を誇り、十分なバッテリー時間を確保できるため、撮影構図をじっくり考えてから撮影可能。全方向障害物検知とAPAS 5.0が搭載され、安心して飛行でき、
搭載された8つの広角ビジョンセンサーが、高性能の視覚情報計算エンジンとシームレスに連携し、全方向の障害物を正確に検知、障害物を避けた安全なルートで飛行可能です。

DJI O3+伝送システムにより、安定してクリアなカメラビューを確認することができ、1080p/60fps HDライブ映像を高いフレームレートで最大15km先から伝送できます。(日本国内は8km。実際の伝送距離は信号強度に依存。また、Mavic 3 Proは常にパイロットの目視内で飛行することが求められる。) 他にもウェイポイント飛行、クルーズ制御、アドバンストRTHといった機能が搭載され、次の自動飛行機能が充実しています。

  • ウェイポイント飛行 :事前設定したウェイポイントをもとに自動で飛行ルートを計画し、同じルートを正確に繰り返し飛行が可能。
  • クルーズ制御 :任意の方向に簡単に飛行でき、操作スティックを倒し続ける必要はありません。離れた場所からのマニュアル操作での飛行でも、よりスムーズなカメラワークが可能。
  • アドバンストRTH :安全性と効率の点を考慮し、ホームポイントに戻る飛行ルートを自動決定、RTH中の経路上にある障害物を迂回して簡単に帰還できる。

Mavic 3 Proは、DJIドローンが持つ全てのインテリジェント機能に対応し、初心者でも簡単にドローン空撮できる。

  • フォーカストラック :Mavic 3 ProのHasselbladカメラと中望遠カメラは、ActiveTrack 5.0、スポットライト、POI (ポイント オブ インタレスト)の3種類のモードで構成されたフォーカストラックに対応。
    様々な方向に飛行しながら安定したトラッキング撮影できる。
  • マスターショット :タッチ操作で手軽に開始することができ、自動で撮影、編集、音楽を追加。シネマティックな動画を自動生成する。
  • クイックショット :ドローニー、ロケット、サークル、ヘリックスといったクイックショット機能を用い、様々なカメラワークで撮影できる。
  • パノラマ撮影 :壮大な風景を、画質を犠牲にすることなく、複数の写真をスティッチして構成された100MPのパノラマ写真で再現可能。

新型 Mavic 3 Proは、Hasselbladカメラと2種類の望遠カメラ、最大飛行時間43分、全方向障害物検知、最大15kmのHD映像伝送(日本国内は8km)といった機能を多数搭載している。2023年5月9日の発売を予定しており、価格は以下の通り。

  • DJI Mavic 3 Pro(DJI RC付属):税込261,800円
  • DJI Mavic 3 Pro Fly More コンボ(DJI RC付属):税込352,000円
  • DJI Mavic 3 Pro Fly More コンボ(DJI RC PRO付属):税込471,900円
  • DJI Mavic 3 Pro Cine Premium コンボ:税込563,420円

最後に

今回ご紹介したMAVIC3シリーズは、比較的小型の産業用ドローンのためドローンに物資を運ばせることや、大型カメラの積載などには不向きなモデルとなります。
そのような用途の場合はDJI社のMATRICEシリーズが適しており、大型のため小回りは利きませんが3kg程度の物であれば運搬飛行が可能になります。
ゆくゆくはドローンで人も運べるようになる未来が来ると良いですね笑

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